平成29年度 禅の受容と展開研究チーム 研究計画概要
高度な中国文化である禅が、院政期以降、日本社会においてどのように受容されてきたのかを研究します。
各時代における禅僧の活動、禅宗寺院のありかたを通して、禅が日本社会に及ぼした影響を考察します。
鎌倉時代末から南北朝期に成立した五山、周縁的存在であった林下、その歴史的展開を踏まえ、多様な禅僧の活動に注目します。特に、戦国期以降、日本語による教義問答、その理解に基づく禅の言説に焦点を当て、日本的受用を明らかにします。江戸時代における禅籍の出版、注釈史的研究を行います。
禅の影響を、文学や芸能、美術など、日本文化の中に見出す試みを行います。
コンテンツ作成に特に力を注ぎます。禅語解説(禅僧の言葉、公案など)、禅僧の紹介、頂相・墨蹟の解説などを行い、『禪籍目録』のデータベース作成を通じて、本学の所蔵する禅籍を紹介します。
【リーダー】
飯塚大展(仏教学部・教授)
【メンバー】
・仏教学部:奥野光賢、岩永正晴、程正、村松哲文、大澤邦由、飯塚大展
・文学部:田中徳定、近衛典子、モート,セーラ
・学外協力者/永井政之、堀川貴司
SPECIAL
ZEN,KOMAZAWA,MANAGEMENT
第5回はゲストに小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソンさんを迎え、禅文化歴史博物館の飯塚館長、経営学部の青木先生の3人で『禅とマネジメント』をテーマに鼎談を行いました。 禅においても経営においても、私たちが考えるべき"本質"とはなんなのか。アトキンソンさん視点で伝統文化のあるべき姿についても・・・
2020.08.07
SPECIAL
ZEN,KOMAZAWA,MOVIE
第4回はゲストに映画監督の大森立嗣さんを迎え、永井総長、各務教授の3人で監督の作品を中心に『禅と映画』をテーマに鼎談。 本大学のOBである大森監督は、学生時代の環境がとても有り難かったと振り返ります。 監督の作品と禅を絡めながら、人生や人の死について考えさせられる時間となりました。 ※この対談・・・
2020.03.05